さする(軽擦)

「軽擦」とは、マッサージを行う上で、身体を軽くなでる・さする動作を言います。
主にマッサージの最初と最後に行う動作です。

手のひらの全面を効果的に使って、身体に密着させるように、全身の末端から中枢に向かって、皮膚の神経をなでるように優しく刺激し、血流を促します。
これから、マッサージを行いますよといったメッセージを身体に送り込みます。
重圧をかけすぎず、文字通り軽くなでる程度に行います。

 

身体の緊張をほぐすように、リズミカルに行うことが大切です。
相手の呼吸に合わせ、テンポを合わせることで、短時間でもリラックス効果を生み出します。

椅子に座った状態でも、十分に施術は行えるので、仕事の合間の休憩時間や、長時間のフライト・電車や車の移動などの合間でも緊張をほぐし溜まったストレスを開放してあげて下さい。
深呼吸をし全身に血液がめぐるようなイメージを描きながら行います。

 

マッサージ技術の組み立てのなかでは、次の8種類の方法が応用され、それぞれの目的により使い分けて行います。

手掌軽擦法
片手あるいは両手の平をお客様の皮膚に密着させて行う

重手掌軽擦法
両手を重ね、度膚に密着させて行う

母指球・小指球・手根軽擦法
母指球・小指球・手根を使用する

母指軽擦法
母指を使って行う(片手、両手)

二指軽擦法
母指と示指で行う

四指軽擦法
母指を除いた四指の指腹を使って行う

指頼軽擦法
手を握り、示指から小指までの四指の背の基節や中節を使って行う

両手指組合せ軽擦法
両手の指を組合せ手の平でハサミながら行う

 

「軽擦」は、皮膚や筋肉の血行を良くし、静脈やリンパの流れを促進させることに働きかけ、緊張をときほぐします。